連帯の精神を発揮し、
08年宮城 『全研』 の準備をすすめましょう

2007年、 新年おめでとうございます。
景気回復どころか、 (地域を) 「置きざり (景気)」 のまま新しい年を迎えたというのが私たちの実感ではないでしょうか。 多くの人々が生活不安、 雇用不安、 老後の不安という3つの不安を抱えています。 その中で、 同友会は雇用を守り、 増やし、 新しい仕事づくりを推し進める諸活動を積極的に展開します。
昨年の活動を振りかえったとき、 「06. 経営研究集会」 があげられます。 委員会・部会・支部地区がそろって実行委員会に参加し、 協力したことが大事であり、 同友会らしい連帯が随所に見られました。 大切に育てたいものです。 何度も報告者との打ち合わせを重ね、 その内容に実行委員が自信を持ち、 皆さんに参加を呼びかけました。 質量共に充実した6つの分科会はいずれも好評で、 甲乙付け難い出来でした。 行政、 金融機関の方々からも 「活気にあふれており、 びっくりした」 「懇親会が一つの会社のような雰囲気で、 仲間という感じがした」 という賞賛をいただきました。
さて、 来年、 08年3月には中同協3大行事の一つ、 「第38回中小企業問題全国研究集会」 (略称;全研) が宮城県で開催されます。 宮城同友会が設営を担当し、 全国から1,300名の参加者を迎え17の分科会 (経営指針、 社員教育など経営諸問題、 中小企業憲章など地域づくり・仕事づくり、 税制等政策課題など) を設定して行われる予定です。 経営を中心としながら暮らしや教育、 国際化など中小企業経営に影響を与えるあらゆるテーマが扱われるといっても過言ではありません。 会員の皆さんは同友会の活動の深さと広さを実感できると共に、 企業の99%を占める中小企業の役割の大きさに誇りと責任を感じていただけることと思います。 私達はこれを特別なイベントとせず、 ふだんの支部地区例会の改善を進め、 報告と討論の質を向上させ、 会社で実践し成果をあげることが最高の準備活動だと考えております。 同友会で継続的に学び、 実績を積み重ねることが第一です。
それにしても一年という準備期間はあっという間です。 2007年を 「38回宮城 『全研』」 の準備の年と位置付け、 支部地区・委員会・部会あげて“連帯”の心を寄せていただければ必ず成功できます。 会員の皆さまのご協力を心からお願い致します。 |
------------------------- 今月号の内容 --------------------------
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