2月27日 (火)、 来年3月に宮城で行われる全国大会【中小企業問題全国研究集会 (以下、 全研)】の実行委員会が発足されました。 中小企業家同友会全国協議会 (以下、 中同協) 三大行事の宮城開催は2000年の青年経営者全国交流会 (以下、 青全交) 以来、 8年ぶりです。
今回の宮城全研は“地域力経営”をテーマとして、 中小企業が元気な、 新しい地域のあり方とビジョンを掲げ、 宮城・東北ならではの自然・資源・人を生かし、 実践活動に基づいた内容を展開していきます。 記念講演は 『森は海の恋人』 の畠山重篤氏に依頼。 分科会は地域再生、 環境保全なども含め、 21世紀型の企業や地域の豊かな展望をこめて準備する予定です。
実行委員長、 副実行委員長は次の方々が選出され、 決定しました。
■実行委員長…鍋島孝敏 (日東イシダ(株) 社長)
■副実行委員長…菅原俊樹 ((株)オプス 社長)、 真壁英一 ((株)真壁技研 社長)、 玄地学 (東洋産業(株) 専務)、 五十嵐弘人 (マルチプライ(株) 社長)、 遠藤武 ((有)ティーズマジック 社長)、 佐藤全 ((株)ヴィ・クルー 社長)
また、 今年の全研は沖縄で行われ47名が参加しました。 実行委員会で参加した方々から出された意見で共通していたのは、 「自分に置き換えて考えることができたかが学びの決め手。 そのキーポイントはグループ討論である。 宮城の全研は充実したグループ討論で全国の同友を迎え、 大きな学びを収穫してもらおう!」 というものでした。 宮城の全研では150人のグループ長と発表者を輩出する予定です。
目標を持って楽しく進めようと、 “グループ長マイスター制度”を設けることになりました。 認定基準は、 @ルールにしたがって進行できる、 A討論を深めることができる、 B最後にまとめができる、 となります。 また、 地元への発信、 全国同友の迎え入れ体制などについても話し合われました。
全研を成功させるには、 グループ討論も含め各分科会の充実と私たちの熱心な努力にかかっています。 会員一人ひとりが全研の意義を理解し、 積極的に参画することが成功への一歩です。 各支部地区例会や経営研究集会 (今年10月開催) での取り組みを宮城全研につなげ、 全国同友に地域活性の原動力を発信しましょう。
 |
 |
宮城全研第1回実行委員会 |
分科会の成功はグループ長がカギ |
●第38回【中小企業問題全国研究集会】
日 時:2008年3月6日 (木) 13:00 〜7日 (金) 12:00
場 所:江陽グランドホテル (メイン会場)
■当日のスケジュール (案)
〔3月6日 (木)〕
13:00 開 会
13:05 基調講演:
「地域力経営とは」 〜幸せの見える社会づくりのために〜
講師:赤石義博氏 (予定)
14:45 分科会開始、 報告
15:50 グループ討論
18:20 移動、 チェックイン
19:00 懇親会開会
20:30 一日目終了
〔3月7日 (金)〕
8:30 分科会 (2日目) 開始
グループ討論
10:10 分科会終了
全体会場へ移動
10:30 全体会開会
10:45 記念講演: 「森は海の恋人」 (仮題)
講師:畠山重篤氏
12:10 終了、 オプションツアー出発
【ご参考】今までに宮城で行われた中同協三大行事
■1994年7月、 第26回・中同協定時総会
全国から1250名 (県外900名、 宮城350名) が参加。 初めての中同協三大行事の宮城開催、 「創ろう豊かな未来を 育てよう21世紀型企業を」 をテーマに掲げた。 1993年の中同協定時総会で提唱された21世紀型企業づくりの具体的実践と取り組みが始まった。
■2000年9月、 第28回・青全交
全国から1000名 (県外650名、 宮城350名) が参加。 20世紀最後の全国大会として21世紀に向けた思いを 「夢・人・地球――人類史的課題への挑戦」 というテーマに込める。 わが経営の足元を見据え、 踏み固めながら視点は更に遠くへ!〜志を掲げ、 貪欲に学ぶ〜というメッセージを、 “日本のふるさと”とも言える東北から発信した。
【沖縄全研より】
 |
 |
前日、空港に着いた私たちを、横断幕を持った沖縄同友会の歓迎担当スタッフが出迎えてくれました。 |
1日目、全体会会場には全国同友会(総参加者1500名)の“熱き志”が集結しました。 |
|