経営者の最重要業務とは?
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同友会がこれをはずしたら同友会で無くなる、 同友会が他の団体と決定的に違う哲学とまで言われる 「中小企業における労使関係の見解」 は、 わずか9ページの短い文章でこの本の冒頭に収録されています。 最初に読んだ時は、 ほんの数分で読み終わり書かれてある事も当然の事ばかりと受け取れ、 何がバイブルなのか解りませんでした。
しかしながら、 私が一番ショックだったのは、 冒頭の 「経営者はいかに環境が厳しくとも、 経営を維持し発展させる責任がある」 という部分を引用しての、 鋤柄幹事長からの 「会社を維持する事だけに汲々としていませんか?発展させていますか?」 という問い掛けでした。 我々中小企業のほとんどが、 扱っている商品やサービスが成熟期を迎えている中で、 企業を発展させるには何が必要なのか。 本業を改めて深め直して、 自社が売るものは何なのか、 現在の商品やサービスが衰退期に入るのであればそれに変わる本業としての柱を見つける事こそが、 経営者の最重要業務であると思い知らされました。
従って、 私にとっての 「労使見解」 とは、 最初の見開きページにある 「まえがき」 と 「1. 経営者の責任」 がすべてである、 と言っても過言ではありません。 短い文章のさらに短い部分だけを紹介するようですが、 せっかく同友会会員であるなら同友会理念とも言うべきこの 「見解」 を、 自分の課題に合わせて折々に読まれる事をお勧めします。 (推薦者;日東イシダ(株) 社長 鍋島孝敏氏)
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